ポケモン3世代におけるフラッシュメモリとセーブ限界について
ポケモンをプレイしている人なら必ずするであろうレポート つまりセーブである
ポケモンは各世代によってセーブ情報の記録媒体が違っており、3世代以降は基本フラッシュメモリというものを使っている
今回はそのフラッシュメモリとセーブ限界について話していく
フラッシュメモリは3世代以降に使われている記録方法なのだが、3世代のカセットの電池交換をしたことがある人なら多分見たことあると思う
あの電池の下の黒いやつである
このフラッシュメモリでセーブデータを保管しているのだが、実はセーブをすることによって劣化していく
そのため無限にセーブが出来る訳では無い
セーブで言うと2万〜10万回と言われているが、そのくらいセーブをすると劣化し寿命が来てセーブが出来なくなる
まぁ普通にやって2万回もセーブをすることはないので安心なのだが、ルビー・サファイアは発売されてから20年、エメラルドは18年も経っている
仮に毎日1回セーブしたとしても365×20でも7300回なので安心である
流石に1日3回程はセーブすることが多いが…
仮に1日3回セーブするとなると21900回なので危ないラインに入ってくる
また、厳選をしてる人やバトルフロンティアを本気でやってる人は1日10回以上セーブすることも珍しくないだろう(バトルフロンティアは入場時の強制セーブがあるため)
1日10回以上セーブするとなると365×20×10で73000回となりかなり危ない
実際には10万回を超えてもセーブできることもあるので必ずしもデータが消えるとは言えないが、確実に劣化が進み、データが消える確率が高まっていることは頭に入れておいた方がいいだろう
そのため、これからは3世代のポケモンを4世代に送ることも検討した方がいいと思われる
4世代の方が圧倒的にデータが消えにくいからである
思い出の詰まったポケモン、レアリティの高いポケモン、限定配布のポケモン、4世代でも活躍させられるポケモンなど、3世代のプレイに支障をきたさない程度に4世代に送ることもどうか頭に入れておいてほしい
データが消えてからは遅いのである
ちなみに、フラッシュメモリのデータ損失は長年記録していないことでも起こるため、何年も開いてないとデータが消えていることがある(10年以上経つと危ないらしい)
そのため、大切なデータがあるなら、最近遊んでなくても見つけたら1度起動してセーブして欲しい
そうすればまた10年近くはデータは残る
この現象はポケモンだけでなく全てのGBAソフトに言えるのでどうか頭の片隅にでも入れておいて欲しい。損はしないはず
ここからはセーブができないことによる弊害を書いていく
まずはセーブができない
フラッシュメモリが壊れているのだから当たり前、説明する程でもない
次に、交換ができない
入場時前のセーブが出来ないからである
そのため、フラッシュメモリが壊れたらサブROMとしても使えなくなる
ちなみに、データも残せないのでパルパークで4世代に送ることも出来なくなる(正確に言うと送るポケモンを残せない)
バトル施設が使えなくなる
エメラルドではコンテスト会場の一部がバトル施設になったり、新しく増えていたりするのだが、バトルフロンティア同様入場時の強制セーブが必要となる
そのためこちらの施設も使えなくなる
殿堂入りが出来なくなる
正確に言うと殿堂入りデータが残せないという事である
フラッシュメモリが壊れてもプレイはできる(4世代のタイトル画面のさいしょからはじめるに近い)
のだが、レポートが書けないことにより殿堂入りしても初めからである
バトルフロンティアが使えない
バトルフロンティアは殿堂入り後のコンテンツなのだが、殿堂入りデータ自体残せないためバトルフロンティアは永遠に見れなくなる
ラティオス・ラティアスが捕まえれなかったり、他にも色々あるとは思うがここまでにしておく
長くなったが、仮にこれからも3世代で遊びたいなら、サブROMを買うことも頭に入れて置いた方がいいかもしれない
何万回もセーブしたROMよりは消える確率は低いだろう
ポケモンを移す通信ケーブルも忘れないようにしたい
未だに人気のある3世代だが、やり込めばやり込むほどデータが消える確率が高くなる
もう20年経つゲームなのでこのようなことを頭に入れながらプレイしたい